逆境に打ち勝て!-Stand up to the victory-

Vガンが好きな人が、機械や世の中のことに対する疑問をぼやぼや書き残します(黒歴史)

西住しほという人間

 

前回記事

 

vtfg22.hatenablog.com

 にて、みほの肩をもったので、今回はおかあさんのしほの肩を持とうという話です

 

西住しほという人間。ガルパン本編では正直悪役でしたよね

まあでも色々考えてみて、悪い人じゃないんだろうなあと思ってて(理由はぼんやり)

それで劇場版にて完全にそうだったというのがわかったというか

それがどこっていうのは一つがまほ(とエリカ)の転校許可と廃校阻止の誓約書と、もう一つがカチューシャ率いるプラウダ小隊壊滅の時大雨が降っていたのにそれを傘もささず見入ってたことですね。

磯子(♂)さんの考察サイトしほダベ(外部リンク)が素晴らしすぎてもう僕が色々言うのもアレってほどなんですけど、

 

しほ自身も家元にならなければいけない(アニメ時点では家元ではなく師範)ということと、そしてまほとみほの母でなければならないというこの二つの中さまよってるという話なだけで、人間なんですよ。

 

虐待という厳しい言い方を前回のブログでしましたが、それは受け手の感じ方であって、別にしほは虐待をしようとして子どもを育ててきたわけじゃないんですよ。子どもに精いっぱい生きてほしいのと、西住という家を守るためのそういう指導方針教育方針だったというだけで

親の心子知らずとはいいますが、子の心も親はわからないと思いますよ。僕は人の親になったことはないのでわかりませんが、そもそも人の心はたとえ血縁だとしても完璧にわかりあえるわけはないでしょう。ガンダムニュータイプという概念が生まれてもわかりあえませんでしたし。

 

ただ、わかりあえなくとも、信じてはいると思うんですよね

しほはみほとまほにたいして、このくらいの試練は乗り越えてくれるだろうという信頼と、それにこたえようとする気持ちはあるはずです。実際あの水没事件が起こるまでみほもまほもこれでいいと納得はしてたと思いますし、実際それでよかったんだと思いますし。

 

ただガールズアンドパンツァーという作品は「学園もの」であって「青春もの」なわけですよ。これは水島監督がコメントとしてます。

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青春に親との衝突はつきものでしょう。

例えば野球漫画のメジャーであれば、義理の母である桃子と学校を転校するって話をした時に、「金さえ払えば転校できる」ってはなしを主人公のゴローが言ってそれをうけて母親が怒って、自分で転校費用を稼げと言うことがあったり

ジブリの耳を澄ませばなら主人公月島雫ちゃんが小説家になると言って親の反対を押し切って小説を書き始めたり(うろ覚え。この後学がなきゃダメだって泣きながら訴えて高校行くことにしたみたいなのは覚えてますけど)

 

そういうことができるのはこの年齢くらいだと、15から18にかけて変わっていくから、色々なことを知っていくから、一番近い親や教師という人に対して答えを求めて、見つからないまま大人になっていくというのはどうも尾崎豊っぽいですね()

 

話はずれましたけど、頭に戻って、誰があの大雨の中傘もささずじっと娘たちの行く末を見守る母の姿を見て責められるでしょうか

本当に不器用な人なんですよ。傘くらいさせばいい。けど、傘をさすということで一時でも目を離すということすらできないというほど、要領悪くも見守ってる母親ですよ

授業参観で自分の子がちゃんと発表できるか心配したり、徒競争で途中でコケないかカメラのレンズにフタしてることにすら気付かないでカメラを回す母親そのものじゃないですか

 

僕は「引っ越せてる時点で破門にはされていないから家族中は良好である」みたいなのはこれも違うと思います。正直がっつりぶつかってるし、劇場版を見ても話もできないという状況であることは違いないですが、お互いに心配なんですよ。

家もでかいから多少の勝手は許されるけど、家がでかいから多少の勝手が家の名誉に直接影響するから生半可な態度はとれない。

だからしほは強く当たらざるを得ないし、みほは自分の思うことをできない。

そういうこう着状況だったから、家を出るという選択肢をとることについて、誰も引き止めなかったんだと思いますね

 

 

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大人になるって、色々大変なんだなあって

しほお母さんを見てると改めて思っちゃいます。

 

だから皆さん、しほさんをいぢめないであげて下さい。
彼女だって西住の家を守るために必死なんです。

 

という磯子(♂)さんの言葉を借りて締めさせていただきたいと思います