逆境に打ち勝て!-Stand up to the victory-

Vガンが好きな人が、機械や世の中のことに対する疑問をぼやぼや書き残します(黒歴史)

ありがとう刹那!

 

スタンダップトゥザヴィクトリーとか言っといて初のガンダム記事がダブルオーとかいうクソさ

 

■ありがとう刹那?

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機動戦士ガンダムダブルオーの主人公刹那Fセイエイは少年時代にアリー・アル・サーシェスによって洗脳され、両親を自ら殺害し、少年兵に仕立て上げられました。その後撤退戦で捨て駒とされそうになった所をリボンズ・アルマークの乗る0ガンダムに助けられた経緯を持ち、以後はガンダムを信仰の対象とし、いつしか自身もガンダムになることを夢見るようになります。(ピクペディアから引用)

なんでありがとう刹那!かというと、彼は面白い機体を操るんです。

ダブルオーガンダム二期から使用するダブルオーライザーという機体です。

刹那は一機ではガンダムエクシアという機体を使うのですが、あくまでこの機体は「普通に戦闘する用」です。

は?

兵器なんだから戦闘する用じゃないの? 

違うんです。ダブルオーライザーは兵器という側面もありますが、真の目的は「対話」なんです。

結論いっちゃうとこのダブルオーライザー(と後述するダブルオークアンタ)に搭載されてる「対話」機能を限界まで活かしてくれたことに対して、刹那ありがとう!ということなんです。

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■対話機能?

ダブルオーの話の流れとして、地球で紛争があちらこちらでおこってる。それをどうすりゃとめれるか。まずはじめにめっちゃ強い奴が片っ端から戦争を仲介して両方潰して言ってみんなの敵になってやられよう!って話です。これが一期の話でした。

これでみんなが嫌いな敵が死にましためでたしめでたしになればよかったのですが、場所と団体を変えて人間たちは未だ争い続けます。悲しいなあ

じゃあどうすれば戦争がなくなるんだ。話し合いで解決しよう!つまり対話。しかし簡単に話し合いなんてできません。だから、その場所を作るぞ!というのが二期の話です。(多分)

何度も言ってますが対話のためのガンダムダブルオーライザーで、そのためのシステムがトランザムライザー(ダブルオーライザートランザムっていう機体のポテンシャルをめっちゃあげるシステムを使ってる状態)なんです(ざっくり細かい話を省いてます)

ダブルオークアンタは外宇宙人と対話するためのダブルオーライザーの発展機体です。劇場版に登場します。もちろん刹那が乗ります。

 

■だからどうしたの?

これまでのガンダムとは、あくまで「兵器」であり、言葉を発することはないです。あたりまえですよね。あくまで戦争に勝つための道具でした。しかしダブルオーに登場する機体(エクシアダブルオーライザーダブルオークアンタ)は一人の思想家による「平和実現」のための「手段」なんです。あとから回りまわってそうなった。というケースのガンダムはありますが、最初から「平和の手段」として計画されて製造されてるガンダムはこの三機(明確に言えばエクシアは戦闘手段の面が強く、従来のガンダムの戦争による平和のためのものなので除外して残る二機)くらいでしょう

そこがまずすごいし、そんな人類平和なんて絶対できるわけないと思ってたら刹那は平和にできてしまったんです。人間どころか、攻め込んできた外宇宙人まで!

 

■何がすごいの?

これまでのガンダムとは、たいていすれ違った挙句、立場や階級や環境さえ違えば分かり合えたのに(けど分かり合えなかった)という終わり方をします。特に宇宙世紀物だとその部分が色濃いです。(F91や08小隊など例外こそありますが。)外宇宙世紀作品も宇宙世紀ほど強くはありませんが基本的にはそういう話です。(GXW∀SEEDなど)ダブルオーの何がすごいって「立場や階級や環境さえ違えば分かり合えたのに(けど分かり合えなかった)でも最後は分かり合えた」と話を終わらせたところです

これが「ガンダムらしくない」という意見も多々見かけます。

私も最初はそう思いました。Vガンが一番大好きなので人が死んでなさ過ぎるし一々死ぬシーンに尺持たせて喋らせてるのもは?って感じでした。はじめは。

死んだ後に分かり合えた(分かり合えてない)というのがガンダムの手法でアムロとシャアは逆襲のシャアでアクシズに巻き込まれて落ちていく中でも一人の死んでいった女性に囚われそのまま消えていってしまいました。

しかしダブルオーの刹那は最愛の友人を亡くします。しかも、ライバルである人間も亡くします。その中でもくじけず、戦うことを選びました。平和のために。

自分が少年兵として生きてきたので、平和に対する気持ちが誰よりも強いのです。

はじめこそ武力で押し切ろうという感情が強かったのですが、前述の周りが死んでいったのと、そしてダブルオーライザーという気持ちを増幅させる機体のおかげで刹那は進化していくんです。これがまたわかりやすく進化していくのがいいんです。

刹那はガンダム主人公には珍しい「思い悩んだ結果、最終的にはっきりとした答えを明確に表してそのために適切な行動をとる」するタイプです。他に該当する人はいないと思います。完璧人間(そのことが周りを不安にもさせてたりするんですけど)

 

■そして結局なぜありがとう刹那なのか

彼の存在により多くの人々が救われたからです。

劇中で言えば、もし彼がいなければ人類は戦争をし続けていたでしょうし、外宇宙人が責めてきた時、双方悲しい結末を迎えていたと思います。それを救っただけでもすごい。ですが一番は、こういう幸せな世界もガンダムにあっていいんだな、としてくれた所にあるんです。

世の中はうまくいかない。なんでもうまく行き過ぎるのはリアリティがない。私もVガンダムが好きですからその理論を支持してます。

ですが、ダブルオーが、刹那が出した答えというのは平和実現は遠く長く険しいものだけど、みんな平和を望んでいて、それをお互い理解すればいい。

ひどくいがみ合っていても、争いごとをするより他の解決方法がある。

しかしそれこそ現実は甘くありません。最近でもフランスなどでテロがあったり物騒で平穏が失われつつある現代です。その理由はなぜなのでしょうか。

なぜテロを起こすのか、というのはわかりません。私はそこまで追い詰められていないから起こす人の気持ちを理解することはできません。

テロリストとも政府のえらい人ともみな対話をするべきなのでしょうか?・・・そもそもできませんし、したところでみながきちんと理解したり歩み寄れるかというのも結局のところわかりません。

そこを「できないから」と思考放棄してはいけない。と警鐘を鳴らしてくれたのです。刹那は。

 

たかがアニメの話です。ですが小さなことから少しずつ良いほうにしていきたいと、刹那のおかげで改めて学べたんです。だから、刹那ありがとう!なのです!

ありがとう刹那!